マンガでわかるお盆|第8話|夏祭りにきたよ

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誰もがワクワクする夏の風物詩といえば、花火大会や盆踊りなどのお祭りですね。特に花火は華やかで、お祭りのメインイベントとして全国で開催されています。でもずっと見つめていると、どこか切ない気持ちになることはありませんか?

 

実は花火大会や盆踊りが7月から8月にかけて開催されているのは、お盆と密接な関係があります。
夜空を彩る花火もリズムに合わせて踊る盆踊りも、帰ってきたご先祖様の霊を慰めて、あの世に送り出すための儀式でした。室町末期から宗教的な色合いは薄れ、民衆娯楽として各地で発達したようです。

 

日本で初めて行われた花火大会は、享保18(1733)年に催された両国大川(隅田川)の水神祭り。今も有名な隅田川の花火大会です。

その時代は悪天候のため凶作に見舞われ大飢饉となり、また江戸でも疫病が流行して多数の死者が出てしまい、亡くなった人への鎮魂の願いを込めて花火を打ち上げたことが、起源と言われています。

美しい花火が夜空にスッと消えていく様子に、人の命の儚さを重ね合わせたのでしょうか。

 

私たちが今でも花火を見てどこか切なさを覚えるのは、儚いものを慈しむ日本人ならではの心が、受け継がれているからかもしれませんね。

 

引き続き「マンガでわかるお盆」を連載していきますので、ぜひご覧ください。

第1話「お盆ってなぁに」

第2話「お盆の時期は?」

第3話「お盆の流れは?」

第4話「お仏壇をお掃除しよう」

第5話「精霊馬を作ろう」

第6話「盆提灯は何のためにあるの?」

第7話「どうしてホオズキを飾るの?」

第9話「じぃとの想い出」

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このコラムについては
八木研の広報企画室勤務。働くママ目線で、お客様の役立つ情報を発信していきたいです。