お客様の声:無宗教のモダンな仏壇で我が家らしく(星の都)

10月になると、街のいたるところでハロウィンのディスプレイが目につきます。すっかり定着しているようですが、ハロウィンの起源は、古代ケルト人が信仰していたドゥルイド教のお祭りだとご存じでしょうか?10月31日は一年の最後の日として、亡くなった人の魂が家族に会いに来るとされています。つまり、日本の大晦日とお盆が合わさったような感じです。

ハロウィンがドゥルイド教、クリスマスはキリスト教、除夜の鐘は仏教、初詣は神道・・・。

大多数の人がその行事に結びつく宗教について、意識したことはないと思います。多くを受け入れて、一つにしない「無宗教」というスタイル。ご主人を亡くされて、無宗教を選ばれたMさまとご長女さまにお話を伺いました。

 
ご主人は大型貨物船の船長をされており、どんな困難も苦労と思わないような、度量を大きなお人柄だったそうです。まだ海外品が珍しかった時代に、何カ月もの航海に出られ、ヨーロッパの紅茶やアメリカのオレンジなど、お土産をいっぱい持ち帰ってくださったとか。

「バケツみたいに、大きいアイスクリームには驚かされたわ」と苦笑いのご長女さま。リビングには、そこかしこに異国情緒のある珍しい置き物が飾られていました。
「遺灰は海に撒いてくれ」とご主人が遺言されたので、Mさまは無宗教のお葬式でお見送りされました。無宗教の場合、四十九日の法要など行なわないため仏壇の必要性もありません。それでもMさまは「何もないのは寂しすぎる、リビングにお仏壇を置きたい」と思って探されました。

 
最初に現代仏壇を見付けたのは、ご長女さま。「今まで見たことがなくて、びっくりしました!」と、Mさまをお連れになってギャラリーメモリアへご来店くださいました。早速、お二人でリビングにあるイタリア製のコンソールに合わせて、小さな仏壇をお選びになったのですが「でも、何かピンとこなくて・・・」。

ご主人は型にはまらず、こだわりのない大らかな性格。そのイメージに合わせて、箱型の小さな仏壇からオープンタイプのおしゃれな仏壇に変えてみることとなりました。太平洋に浮かぶ船の上で満天の星を見ただろうと「星の都」に、きらめきを添えるクリスタル位牌「ブレイズ」と仏具「グリーム」をコーディネート。お二人とも「本当にいいものを見つけた!」と大満足。
「家族みんな、お酒が大好きなの。飲んだりしゃべったり、ワイワイしたところで一緒にいられるから、きっと喜んでいるわ」と微笑むMさま。「ブレイズ」にお名前を彫って、「星の都」には家族旅行の写真やご主人の水彩画が飾られて、想い出がいっぱい詰まっています。

「ご飯とお水、お花の3つでお供えするのが、わが家のスタイル」と、Mさまとご長女さまは嬉しそうにお話くださいました。

オープンタイプのモダンな仏壇 星の都



「無宗教はどうするの?」「仏壇はいらないって遺言だけど、本当にいいの?」などお悩みの方は、下記のコラムをご一読ください。

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