仏飯器とは
仏飯器について
仏飯器(ぶっぱんき)とは、ご飯をお供えするために盛りつける仏具のことです。浄土真宗では仏器(ぶっき)と呼びます。金属製や陶磁器など、色も形も様々な種類があります。
仏飯器の使い方
朝食の前に、炊いた最初のご飯を仏飯器によそってお供えします。お参りした後、お供えしたご飯をお下がりとしていただきます。また、夏場は衛生面に気を付けて遅くても昼までに下げましょう。故人の好物がパンだったら、パンをお供えしても良いでしょう。食べ物をお供えすることは、仏様とご先祖様に生命の恵みを感謝する気持ちの表れです。いつでも心を込めてお供えすることが大切です。
仏飯器の盛り方
パンや麺・パスタはひとくちサイズにして、仏飯器に盛りつけます。ご飯は、日ごろ食事をするときと同じようによそいます。浄土真宗は、蓮のつぼみをイメージした円錐形と蓮の実を表した円筒形にご飯を盛りつける作法があります。毎朝のことなので、無理をせずにご自身が続けられる方法でお供えをしてください。