位牌の大きさとサイズ選び4つのポイント
①位牌のサイズ選びは全体の大きさで判断する
位牌のサイズを表す「寸」に戸惑われるのでしょうか。「大きさはどうやって選ぶの?」という質問をよくいただきます。位牌の大きさやサイズ選びの4つのポイントを分かりやすく説明いたします。
寸とは、尺貫法(しゃっかんほう)における長さを表す単位で、明治時代に1寸が約3.03㎝と定められました。つまり5寸は約15㎝、4.5寸は約13.5㎝、4寸は約12㎝、3.5寸は約10.5㎝になります。この数値が位牌全体の大きさのように思えますが、実は札丈(ふだたけ)という戒名などの文字を入れる部分の長さを表しています。モダンな位牌には札と本体が一体化しているデザインもあるので、寸の表示は目安にしかなりません。位牌のサイズ選びは、全体の大きさで判断してください。
寸とは、尺貫法(しゃっかんほう)における長さを表す単位で、明治時代に1寸が約3.03㎝と定められました。つまり5寸は約15㎝、4.5寸は約13.5㎝、4寸は約12㎝、3.5寸は約10.5㎝になります。この数値が位牌全体の大きさのように思えますが、実は札丈(ふだたけ)という戒名などの文字を入れる部分の長さを表しています。モダンな位牌には札と本体が一体化しているデザインもあるので、寸の表示は目安にしかなりません。位牌のサイズ選びは、全体の大きさで判断してください。
②ご先祖様の位牌とバランスを取る
位牌には様々な種類とサイズがあり、どれを選ぶかは自由です。一般的に新しく作る位牌は、ご先祖様の位牌と同じか少し小さなサイズが良いと言われています。これは、ご先祖様に感謝する気持ちや敬う心を表すもので、決まりではありません。だから、位牌サイズを全て揃えて家族の一体感を演出したり、故人の立派な功績を称えて大きな位牌したり、それぞれの考え方で選んでいただいて構いません。位牌を並べた時のバランスを取って、亡くなった方に相応しいものを選びましょう。
③ご夫婦は同じサイズか夫婦位牌にする
ご夫婦の場合、位牌サイズを揃えることが多いです。位牌には亡くなった方の魂が宿ると言われているので、基本的にお一人に対して一柱(ひとはしら)ですが、ご夫婦の場合は、お二人を連名にした夫婦位牌(めおといはい)にすることが出来ます。特に決まりはありませんが、大抵は位牌に向かって右側にご主人、左側を奥様にします。また夫婦位牌の8割以上は、ご夫婦どちらかの古い位牌あり、新しく必要なタイミングで夫婦位牌に作り替えていらっしゃいます。古い位牌の処分については、コラム「位牌の処分ってどうするの?」をご覧ください。最初から夫婦位牌として片方にお名前を入れて、もう片方を空けておくことは少ないです。あまりにも年数が経過すると、文字の形が先に入れたものと変わっていたり、以前に文字を入れた店を忘れてしまったりするのでご注意ください。
④ご本尊より低く配置する
絵画などで代表的な三角構図をご存知でしょうか。仏壇でもご本尊を頂点として三角形を描くように配置すると安定感が生まれます。例えば位牌をご本尊の横に置く場合は、ご本尊より高さを低くします。また、ご本尊より一つ下の須弥壇に位牌を配置するのも良いです。仏壇の内部空間にゆとりが出来て、落ち着いた雰囲気を感じながら手を合わせられます。
よみもの
2020年5月26日
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