ご飯はいつお供えするの?浄土真宗の盛り方は?
ご飯はいつお供えするの?
ご飯をお供えするタイミングは、朝ごはんの前です。お釈迦様が午前中に托鉢をされて、午後以降に何も召し上がらなかったという故事から、朝一番に炊き立てのご飯をお供えしてお参りするようになりました。お供えのご飯はしばらくしたら下げます。ずっとそのままで、ご飯がカチカチになるのは良くありません。忘れそうなら、お参りしてから退く時に下げれば大丈夫です。最近はパンやシリアル、フレークという朝ごはんも珍しくありません。亡くなった方のお好きなものをお供えしたら喜ばれると思います。また、一人暮らしなので何日かに一度、まとめて炊くという方もいらっしゃいます。炊いた時をお供えのタイミングにしても構いません。食事ができることを心から喜び、感謝する気持ちが大切です。
浄土真宗の盛り方の由来は?
浄土真宗以外の宗派はご飯の盛り方にルールがないので、ふだんと同じで構いません。浄土真宗は、ご飯のお供えは仏様やご先祖様が召し上がるのではなく、食べものへ感謝の気持ちを表すものと考えられています。浄土真宗本願寺派は蓮のつぼみのように少し膨らんだ円錐形に、浄土真宗大谷派は蓮の実を表す円筒形に盛り付けます。阿弥陀如来がいらっしゃる極楽浄土は、四色の蓮の花が咲き誇っているといいます。盛り付けの前にしゃもじを少し濡らして、美しい蓮をイメージすると形作りやすいです。
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2019年10月11日
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