よくある質問 仏壇の必要性について 仏壇って必要ですか? 仏教が伝わる前から、日本人はご先祖様や故人をお祀りしていました。大好きな人が亡くなれば、自然と手を合わせたいと思う気持ちになります。故人をお祀りする場所、供養の心をカタチにしたものが仏壇です。現代仏壇は住まいのインテリアに合うデザインで、思いのままに向き合える仏壇をご用意しています。 本家に仏壇があるから、分家はいらないよね? 本家の仏壇を引き継がないと言っても、仏壇がいらないのではありません。仏壇は故人をお祀りする場所であり、故人は祀りを受けて祖霊となり、子孫を見守る存在となります。ご先祖様や故人に感謝をする場所は、分家であっても必要だと思います。 仏壇の祀り方について キリスト教や神道もいいですか? 現代仏壇は、キリスト教や神道の方にもお選びいただいています。祈りを捧げる対象にクリスチャンネームを刻んだ位牌を作ったり、焼香をされる方のために仏具を用意されたり、モダンな現代神具で揃えることもできます。どのような事でもお気軽にご相談ください。 ご本尊は必ず祀らなくてはいけませんか? ご本尊は、僧侶が法要をされる場合に必要です。もし寺院と関係なく、ご先祖様や故人をお祀りされるなら、ご本尊にこだわらなくて良いと思います。 仏壇に写真を飾ってもいいの? 仏壇に写真を飾るのは、多くの方がされています。でも宗派や地域によって、仏壇の中は極楽浄土だからと禁じる所もあります。その場合は経机などに写真を置いてください。 骨壺を仏壇に入れてもいいですか? 遺骨はお墓などに納骨しますが、それまでの期間、仏壇に納めても大丈夫です。また、コアボトルやアッシュペンダントに分骨することもできます。 仏壇にも開眼供養をしますか? 一般的な「開眼供養」は、ご本尊とお位牌に行います。しかし地域や宗派によっては、仏壇にも執り行われる場合があります。 仏壇の置き方について 仏壇の置き場所に決まりはありますか? 置き場所に決まりはありません。宗派や地域によって、南向きや東向きなど様々な考え方があります。身近にお祀りできて、家族の集まるリビングが良いのではないでしょうか。木製品の仏壇は、日光やエアコンの風が直接当たる場所に置かないでください。 仏壇と神棚を同じ部屋に置きたいのですが。 同じ部屋の場合、仏壇と神棚が向かい合わせにならないように置きます。向かい合わせにすると、片方をお参りするとき、もう片方に背中を向けるからです。出来るなら同じ壁面に並べて配置します。 仏壇の置き場所を変えてもいいですか? 大丈夫です。新築やリフォーム、引っ越しなど住まいの変化に合わせて、仏壇の置き場所を変えることが多くあります。木製品の仏壇は、日光やエアコンの風が直接当たる場所を避けてください。 仏壇の買い方について 仏壇は実家にありますが、自宅に購入してもいいですか? 仏壇を自宅用に購入されても問題ありません。将来、実家の仏壇を引き継ぐ予定の方が、住まいのインテリアに合う仏壇を予め準備されることもあります。身近な場所でお祀りしてください。 仏壇を購入するタイミングって何ですか? タイミングはお客様によって異なります。四十九日で用意されたり、還暦など人生の節目に購入されたり、新築、リフォーム、引っ越しなど住まいの変化など様々です。 仏壇を買い替えるとき、古い仏壇はどうすればいいの? 新しい仏壇に買い替えた店舗で古い仏壇のお引き取り(費用別途)をいたします。仏壇の幅と高さをお知らせください。お引き取りのみの取扱いはございません。 葬儀の後、いつまでに位牌や仏壇を用意すればいいですか? 四十九日の法要までに、位牌と仏壇をご用意するのが一般的です。位牌は故人の魂がとどまり、仏壇は故人の家と考えられているので、戻れる場所を整えておきます。間に合わない場合は、お盆や一周忌などの節目に用意されると良いでしょう。 位牌について 位牌を作りたいけれど、どうすればいいの? まず、亡くなった方のイメージで位牌をお選びください。 それから位牌の原稿を作成します。あらかじめ戒名や没年月日などの資料があるとスムーズに作成できます。 ご注文より1週間から10日ぐらいで文字彫り(加工)して仕上がります。 最近は俗名(生前のお名前)で位牌を作られたり、オリジナルのメッセージを刻まれたり、様々な方法があります。 些細なことでもスタッフへお問い合わせください。 たくさんある位牌を何とかできませんか? 8枚の札が入る回出し位牌にまとめたり、過去帳に書き写す方法があります。また、ご夫婦を連名にして一基にしたり、33回忌や50回忌を終えた位牌を「〇〇家先祖代々之霊位」とすることもできます。 現代仏壇について モダンすぎて、何か言われないかしら? 大丈夫、ご心配ありません。現代仏壇をご覧になった住職が「現代の住まいに合う、というのは素晴らしいこと。小さくてもいいから一番身近な所に置くよう檀家さんにお話しています」と仰ってくださいました。大切なのは見た目のデザインより「供養したい」という気持ちだと思います。 現代仏壇は、なぜ高いのですか? 家具は外観を美しく仕上げますが、内側にあまり手を加えません。現代仏壇は外観だけでなく、内側まで熟練の技を用いて美しく仕上げています。その部品の数は家具の3倍以上。また、大量生産をせず、ひとつひとつ丁寧に作られているため家具と比べて高価になります。ぜひ、実物をご覧になって比べてください。