日蓮宗の仏壇の飾り方

日蓮宗について

日蓮宗は、鎌倉時代に日蓮聖人が開いた宗派です。数ある仏教の経典の中で法華経こそ、最も優れたお釈迦さまの教えとしています。法華経には仏教のエッセンスが詰まっており、「南無妙法蓮華経」のお題目を信じて唱えると、自分のなかにある仏の心を呼び現すことができると説いています。

日蓮宗の仏壇の飾り方

日蓮宗の宗派

日蓮宗の分派は、日蓮宗・日蓮正宗・顕本法華宗・法華宗(本門流、陣門流、真門流)・ 本門法華宗・日蓮宗不授不施派・日蓮講門宗・日蓮本宗・本門仏立宗に分かれています。 また戦後になると、立正佼成会、霊友会、創価学会、顕正会など、日蓮聖人または法華経 を基とする宗教団体が、伝統的な宗派とは別に新しく設立されています。

日蓮宗の宗派

【日蓮宗の総本山と七大本山】

総本山 身延山久遠寺、正式名は身延山妙法華院久遠寺(山梨)
大本山 池上本門寺、正式名は長栄山大国院本門寺(東京)
大本山 誕生寺、正式名は小湊誕生寺(千葉)
大本山 清澄寺、正式名は千光山清澄寺(千葉)
大本山 中山法華経寺(千葉)
大本山 妙顯寺、正式名は具足山龍華院妙顯寺(京都)
大本山 本圀寺(京都)
大本山 北山本門寺、正式名は法華本門寺根源富士山本門寺(静岡)

日蓮宗の飾り方

日蓮宗は曼荼羅をご本尊として、右側に鬼子母神、左側に大黒天をお祀りします。地域によって、鬼子母神と大黒天の位置が逆の場合もあります。日蓮聖人の御影像をお祀りするときは、曼荼羅の前に飾ります。

日蓮宗の飾り方