仏壇とは

昔から大切に引き継がれている仏壇。いったい、いつから、何のためにあるのでしょうか。知っているようで意外と知らない、仏壇の素朴な疑問に答えます。

仏壇って 何?

仏壇には二つの意味があります。ひとつ目は「仏様をお祀りする家の小さなお寺」、ふたつ目は「ご先祖様のお家」ということです。
日本では、仏教が伝わる(※)より以前から、家の「魂棚」という棚でご先祖様の霊をお祀りする祖霊信仰をしていました。仏教が日本の祖霊信仰と融合して、後に仏壇で両方を祀るようになりました。
※仏教伝来538年(522年の説もあります。)

仏壇に種類があるの?

伝統的な「金仏壇」と「唐木仏壇」、モダンな「都市型・家具調仏壇」があります。八木研は1984年に都市型・家具調仏壇を発表したパイオニアです。自社ブランドの現代仏壇(※)は、約200種類の豊富なバリエーションから部屋のインテリアに合わせて選ぶことができます。
※「現代仏壇」は八木研の登録商標です。
金仏壇
金箔や金粉を施した漆塗りの仏壇
唐木仏壇
黒檀や紫檀などの銘木を用いた仏壇
都市型・家具調仏壇
インテリア性が高くて住まいに合う仏壇

現代仏壇って何?

戦後、日本の住まいやインテリアは洋風化しました。畳から絨毯、そしてフローリングへ変わり、和室のない家も珍しくありません。また、家族構成も核家族化や少子化が進んで、大きな仏壇を引き継ぐことが難しくなってきました。
そんな時代の変化に合わせて、新しい提案をしたのが現代仏壇です。家族の集まるリビングや食卓を囲むダイニングなど、暮らしのなかで自然と向き合える祈りの場を目指しています。