池上本門寺「お会式」のご紹介
ギャラリーメモリア東京池上からすぐ近くの、池上本願寺で執り行われた「お会式」をご紹介させていただきます。
日蓮宗大本山「池上本門寺」は、今から約710年前の10月13日、日蓮宗の開祖である日蓮聖人がご入滅された霊跡です。
毎年10月11・12・13日の三日間に亘って、遺徳を偲ぶ「お会式法要」が行われ、いつもは静かな池上駅も約30万人にも及ぶ参詣者で盛大に賑わいます。
命日の前夜、12日夜の万灯練り供養はとても華やかで、桜の花で飾った万灯を持った人々が
池上駅周辺から本門寺までの約2キロの行程を練り歩きます。
浮世絵師の安藤広重の作品「名所江戸百景」にも描かれており、江戸時代から700年位上の歴史と伝統に彩られた由緒ある行事です。
新参道両脇には、屋台が軒を連ね人々が賑わいます。
その間を、僧侶の大太鼓や団扇太鼓が一体となり、纏(まとい)を振りながら歩き、
その音と舞は13日の明け方まで続きます。
五重の塔を模した万灯には桜花のお飾りがあしらわれ、独特な光が幻想的で迫力があります。
五重の塔は、幕末以前のものは関東エリアに4基現存し、その中で最も古い塔がこの池上本門寺のものです。
桜の花は、日蓮聖人ご入滅の時、庭の桜が季節外れの花を咲かせたという伝説に由来しています。
「三門」を通って「大堂」で礼拝を済ませ、「本殿」前の広場で万灯練り行列は終わりとなります。
老若男女、子供たちも入り乱れて踊りながら鬼子母神にお参りする様は、秋の一番の風物詩となっています。
一年に一度、夜中賑わった池上本門寺ですが、いつもは街の中にありながら壮大な敷地に緑が多く、
とても気持ちの良い癒やしのスポットです。
是非、一度散策に訪れてみてはいかがでしょうか?休憩するなら、ギャラリーメモリア東京池上へお気軽にお立ち寄りください。皆さまのお越しを心よりお待ちしております。
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