春への憧れ ~春色仏具・クアトロⅡ編~
ギャラリーメモリア名古屋栄店です。
春は名のみの 風の寒さや
谷のうぐいす 歌は思えど
時にあらずと 声もたてず
時にあらずと 声もたてず
(暦の上では春になったといっても、春とは名ばかりで、風は冷たくまだまだ寒く感じます。)
春と聞かねば 知らでありしを
聞けばせかるる 胸の思いを
いかにせよと この頃か
いかにせよと この頃か
(暦の上ではもう春になったのですと聞かされてなければ、まだ春だと思わなかったのに。聞いてしまったので、もう春が待ち遠しくなってしまった。春よ早く来いという待ち焦がれる思いをどう晴らしたらいいか判らないくらいである。)
あの有名な「早春賦」の歌詞(1番・3番)です。
毎年今頃になると、自然と口ずさんでしまうのが、「早春賦」。本当に、歌詞の通りで、春とは名ばかり。冷たい風に体が震います。とはいえ幾分日差しは春を感じさせるようになり、暖かい春が待ち遠しいですね。
さて、今回は春色仏具のご紹介です。
まだまだ寒いこの季節ですが、色とりどりのお花を楽しむために、庭仕事を始める方も多いのではないでしょうか。そんな美しい春には欠かせないものと言えば、何でしょう?
答えは「球根」です。その球根のような可愛らしいフォルムの仏具をご紹介させて頂きます。
クアトロⅡ
材質はアラバスター。アラバスターは、雪のように細かい石膏の粒子が集合体になったもの。
その美しさから「雪花石膏」と呼ばれ、独特の乳白色と自然の地殻変動で出来たひび割れの「インクルージュ」が神秘的な華やかさを醸し出しています。爪で傷がつくくらい軟らかく加工に優れ、古代エジプトのツタンカーメンの宝物にも彫刻が残っており、昔から珍重されてきました。
アラバスターを透かして見る灯りは何より美しいと、ヨーロッパの歴史上に残る書物にもその類稀な美しさが讃えられているほどです。
クアトロⅡは、コロンとしたフォルムが大変愛らしく心がほっこりと和みます。またどのお仏壇と合わせても不思議なくらい優しい印象になり、大好きな仏具の一つです。また、クアトロは茶色・白色・半透明の三つの天然石を組み合わせているので、気分によって色目を変えるとまた違った表情に!
ミニ仏壇の「クォーク プラス」にコーディネートして、ほんの少しだけ春を先取りしてみました。
皆様も思い思いの春をお過ごし下さいませ。
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