日本の伝統工芸『組子』を取り入れた、和モダンな仏壇
2017年1月17日
ギャラリーメモリア神戸三宮店にご来店のお客様から、時折こんなお悩みを伺います。
「おしゃれな仏壇がほしいけど、モダンすぎると部屋で浮いてしまうのが心配…。」
確かに毎日お参りする大切な仏壇ですから、お部屋との調和はとても重要なこと。
そこで今回は、モダンすぎず、落ち着いたデザインの仏壇『バラード540』をご紹介します。
外観はシンプルながら、伝統の唐木仏壇のイメージを取り入れて、落ち着いた雰囲気です。扉の波模様は手がかりにもなっていて、全体のほどよいアクセントに。
最大のポイントは、内部の背板に取り入れられた木製の『組子』です。『組子』とは、釘を一切使わずに木を組み付ける日本の伝統技術です。よく和室の障子や欄間などの建具に使われていますね。
ちなみに組子の制作には非常に熟練した技術が必要で、1人前の職人に なるには10年以上かかると言われています。
この『組子』を、タペストリーガラスで透かして両側から光を照らすと、穏やかで温かみのある祈りの空間が出来上がります。
『組子』の歴史は古く、飛鳥時代から受け継がれている技術。日本人なら見るだけでどこか懐かしさを覚えて、穏やかな気持ちになるのではないでしょうか。毎日のお参りに心落ち着いて向き合えることと思います。
写真の『バラード540』は家具や台の上に設置するタイプですが、この他に床に置く『バラード1300』もございます。
セットした仏具は備前焼の『津山』。ひとつひとつ作家による手作りで、世界にたったひとつの深い味わいを生み出しています。
ギャラリーメモリア神戸三宮で、実際にこちらのコーディネートをご覧いただけます。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。
ご来店を心よりお待ちしております。
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