シンプル&ナチュラルな秋色仏具 ~伝統の信楽焼がモダンな仏具に~

2020年9月26日

みなさま、いかがお過ごしでしょうか。ギャラリーメモリア名古屋栄店です。
秋分の日も過ぎ、いよいよ秋の風を感じるようになりました。うっすらと乾いた風は秋の匂いをふくみ、耳元でさやさやと囁きます。一日が静かに終わるころ見上げる空には、秋仕立ての澄んだ空気が漂い、美しい夕焼け模様がこころをあったかくしてくれます。

200917名古屋コラム9

今日もありがたいなあ・・・。
そっと手をあわせると、なにげない一日の尊さに感謝が深まります。

 

さて、今回は秋にオススメのほっこり仏具【安土】と【近江】のご紹介。

 

日本六古窯の一つである信楽焼の伝統技法と生かしながら、現代のエスプリを吹き込んだモダン仏具です。信楽焼は、滋賀県甲賀市信楽を中心に13世紀から作られる陶器。

200917名古屋コラム4

良質な陶土には鉄分が多く含まれるため、赤っぽい土の色や小石混じりの肌合いが大きな特徴です。

200917名古屋コラム2

最も有名なのはなんといってもたぬきの置物ですが、国会議事堂や「太陽の塔」も信楽焼の作品です。また朝ドラ「スカーレット」で一躍脚光を浴びたことで、さらに信楽焼の人気に拍車がかかりました。

 

モダン仏具【安土】のコーディネート

200917名古屋コラム5

200917名古屋コラム8

赤っぽい土の色と質感を生かす釉薬をベースにし、白色の釉薬をかけ合わせた釉だれが自然な風合いを醸し出しています。土肌を活かした柔らかいオレンジ色と丸みのあるフォルムが、あたたかみを感じさせてくれます。あまりモダンすぎないデザインですが、意外にもシャープなデザインのお仏壇との相性も抜群です。

 

モダン仏具【近江】のコーディネート

200917名古屋コラム6

200917名古屋コラム7

信楽焼の特徴である赤っぽい土ではなく、白い土に白い釉薬をかけ、さらにそこに銀彩を組み合わせた遊びこころを感じさせる仏具です。薄い釉薬と濃い釉薬を重ね、銀彩は一筆一筆書き込まれています。白くてシンプルなデザインは、どんなお仏壇ともコーディネートしやすく、祈りの空間を清らかで明るい印象に演出。【安土】の素朴な風合いとはまた一味違った魅力があります。

 

どちらも同じ作家さんが手掛けていらっしゃいますが、それぞれに魅力があり両方そろえても素敵ですね。形も手に馴染みやすいちょうどいい大きさで、水洗いができるのも長く愛着を持てる秘訣かもしれません。コーディネートをしていたら、なんだか子どもの頃が懐かしくなりました。お友達と泥んこ遊びをしたり、土でよくわからないへんてこなものを作ったりと楽しかったなあ。大人になって土を触ることがなくなり、あの頃に感じた心地よい感触が恋しいです。素朴であたたかみのある自然美にこころがほっこりほわっほわに。

200917名古屋コラム3

ていねいに淹れたお茶を味わいながら、お仏壇の前でのんびりされるのもいいですね。

ギャラリーメモリア名古屋店には、こころときめくほっこり仏具を沢山取り揃えております。
みなさまのご来店をお待ちしております。

 

ギャラリーメモリア名古屋栄
電話: 0120-596-971
メールアドレス: nagoya@memoria.jp

名古屋栄店公式SNS更新中!★

Instagram

Facebook