アイデア次第!お祀りのスタイルが広がる山中塗仏具
ギャラリーメモリア東京日本橋(旧:東京銀座店)です。昨年に比べ、今年の桜は早めの開花を迎えました。今年度の冬は寒い日が続き、3月に入るとあたたかい日が続いたことが開花の早い理由だそう。秋冬の寒さと春の温かさがあってこそ咲く桜は四季がある日本ならではの光景だと感じるものです。
3月の終わり頃には銀座周りの桜は満開となり、益々の賑わいを見せていました。
新商品のセレクト仏具「マロン」が銀座店に入荷致しましたのでご紹介します。「セレクト仏具」は今年から新たに加わったシリーズです。お祀りの仕方に合わせて様々な使い方ができる仏具になっています。
「マロン」は木製の仏具。こちらは山中塗の工房で制作しています。
山中塗について簡単にご説明しましょう。石川県には3つ漆器の産地があります。それぞれ「木地の山中」「塗りの輪島」「蒔絵の金沢」と称されています。山中は、ロクロを用いて木を削り、漆を塗る前の段階「木地」の生産が質も量も優れていることで有名です。「マロン」はその技術を用いて作っています。
「拭き漆」は布に漆を染み込ませ木地を何度も拭いて漆を刷り込んでいく技法。栓の木目を楽しむことができます。使い込んでいくうちに色合い、艶の美しさが増すのが特徴的です(※ナチュラル色のみ上部はウレタン塗装を使用しています)。
器の上部は木目を活かし、下部は漆を塗りつぶしたデザイン。そのため鏡面の仏壇にも木工クラフトの仏壇にも合わせることができます。
「マロン」は香呂やお供え物の器などとしてお使い頂けます。可愛らしいサイズですので小型なお仏壇に置くのにぴったりです。
耐熱性のガラス製の香呂灰、クリスタルビーズを注げば、木製の器でも安心して香呂として使うことができます。クリスタルビーズは従来の香呂灰と違い、灰の中で火が燃え燻ることがないので安全です。
お手元でコンパクトにお祀りしたい方や、住宅事情からあまり大きいお仏壇を置くことができない、といった方にオススメの仏具となっております。
温かく過ごしやすい日々が続いています。銀座にお出かけの際には是非ともギャラリーメモリア東京日本橋(旧:東京銀座店)にもお立ち寄り下さいませ。
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