べっぴんさん・ラティス編~Yagikenのものづくりへのこだわり~
ギャラリーメモリア名古屋栄店です。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
北風がぴーぷー吹いております。こんな寒い日はこたつに入ってゆっくりテレビ!
テレビと言えば、NHK連続テレビ小説『べっぴんさん』。
皆様、ご覧になられてますか?
観終わるたびになんだかとてもあたたかい気持ちになります。
一針一針思いを込めて、ベビー服を仕立てあげるすみれ達キアリスメンバー。
こんなに思いのこもった肌着やお洋服を着て育った子ども達は、素直で優しい子に成長するのだろうなあと思わずにはいられません。また、あさやさんが一縫一縫全身全霊を込めて仕立てる靴は、輝かしい人生へ導いてくれるそんな『べっぴん』ですね。
『べっぴんさん』を観る度に、使う人のことを考えて思いを込めて作るという、心意気に涙が出そうになる今日この頃です。
そもそも『べっぴん』とは、別品・別嬪と書き、「特別によい品物」という意味。
そんなテーマにちなんで≪Yagikenの別品・ものづくりへのこだわり≫をご紹介させて頂きます。
Yagiken商品の中でも、最も細やかな手業を象徴とする商品です。
日本の五大家具生産地の一つに数えられる、木工技術で名高い北海道・旭川のとある工房で製造。工房を訪れた当社の社長が、人づてに聞いて工房のギャラリーを訪れた際、精巧な寄木細工で出来た商品を目にして驚嘆し、仏具づくりを申し入れたのがきっかけです。
L字型に組まれた目の細かい格子扉の存在感は特別で、息をのむようなはっとする美しさです。扉を開ければ、奥行のある空間を演出します。扉にはウォールナットの無垢材を使用。横27本・縦10本の桟で構成されており、左右で74本の桟木を組み合わせています。
無垢材は狂いが起きやすく、材料の管理や高度な加工精度が求められます。ある時は仕入れた木材の木目が「デザインに合わない」と全て返品してしまったこともあるという素材へのこだわりが感じられる珠玉の商品です。
ここまで手の掛かる商品をどうして作ろうと考えたのか、不思議に思いませんか。
「誰でも作れるものを作っていては技術の進歩がなくなってしまう。価格だけで選ばれたものではお客さんを満足させることはできない。高い技術をもって、細部にまでこだわって作ったものだけがお客さんに欲しいと思ってもらえる。大切なのはどんな商品でも誠意と真心をもってお客さんに喜んでもらえるようなものづくりをすることだよ。」
これがその答えです。
なんだかもう胸がいっぱいです。
そんな『べっぴん』を作って頂けることが、本当にありがたいことだなあと日々感謝。Yagiken商品には、まだまだたくさんの『べっぴん』がございます。ぜひ、ギャラリーで実際にそのこだわりを感じて頂きたいです。
皆様のご来店をギャラリーメモリア名古屋栄店のスタッフ一同心よりお待ちしております。
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