おしゃれなイタリア仏具~ヴェネツィアの輝き

2017年4月13日

ギャラリーメモリア名古屋栄店です。

Buongiorno! Che stai facendo?

こんにちは!いかがお過ごしでしょうか?

 

イタリア語でご挨拶したのは、先日こんな素敵な出会いがあったからです。

豊かな長い黒髪に赤いルージュ、一際目を惹くマリンブルーのコートをお召しのお客様がご来店されました。「もしかして、ヴェネツィアンガラスですか?」ご出身がなんと!イタリア・・・。ご主人のお仕事の関係で1年ほど名古屋に住んでおられるそうです。通りがかりにショーウィンドウをご覧になられ、「ホントに偶然、とっても懐かしいわ」と、遠いイタリアに想いをはせていらっしゃいました。

メモリア名古屋ショーウィンドウ

今回は、モダンな現代仏壇をおしゃれに演出するヴェネツィアンガラスの仏具をご紹介をいたします。

ヴェネツィアンガラスは、イタリアの伝統工芸。思わずため息がでてしまうような高貴な美しさで、世界中の人々を魅了し続けています。その歴史は古く、古代ローマ帝国から始まると言われ、15~16世紀に最盛期を迎えました。1291年ヴェネツィア共和国政府により、職人・助手・家族等のすべてをムラノ島に移住させるという厳罰体制での管理が始まり、狭い島の中に工房が密集したため技術の切磋琢磨が進み、様々な名品が作られました。ヴェルサイユ宮殿の「鏡の間」は、ムラノ島にいた12人の職人が完成させたと言われています。現在もその豊かな伝統技術は受け継がれ、繊細で華麗な芸術性は1000年の評判を支え続けています。

≪仏具:モザイコ≫

モザイコUP

「モザイコ」とは、イタリア語で「モザイク」の意味。小さな粒を組み合わせて出来る模様のことです。ヴェネツィアン・ガラスビーズを無造作に散りばめ、透明のガラスに付着させ、その上に金箔を巻いて成形します。ガラスビーズは、1つずつ個性的な柄をしていて、その小さな粒が集まってカラフルな模様に。偶然から生まれ、ひとつとして同じもののない伝統的な模様は、「ミッレフィオーリ(千の花)」と呼ばれています。

≪仏具:フィアンマ・ネーロ≫

フィアンマ

「フィアンマ」とは、イタリア語で「炎」、「ネーロ」とは、「黒色」の意味。マエストロの傑作とも言える、クラシックで高級感溢れる仏具です。金箔と漆黒の組合せは、豪華でありながらもモダンな雰囲気を漂わせます。また流れる様な優美な曲線がより一層美しさを際立たせています。シンプルな形状ながら、細かいパーツを組み合わせて構成されており、大変手の込んだヴェネツィアンガラスです。

≪写真立:ヴェネツィアン・フォトフレーム≫

ヴェネツィアンフォトフレーム

金や銀、色鮮やかなヴェネツィアンガラスの輝きを閉じ込めたフォトフレームです。まるで万華鏡を覗いているみたいですね!この模様はヴェネツィアンガラスを高温で熱した際に、ガラスが溶けたり金箔が破れたり、自然が作り出した偶発的なもの。全10種類、5サイズからお選びいただけます。

 

ヴェネツィアンガラスの美しい世界、いかがでしたか。ぜひ、ギャラリーメモリア名古屋栄店でイタリアが誇る本物の輝きをご覧ください。今日というかけがえのない一日が、皆様にとって美しい一日でありますように。

Buona giornata!!

 

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