梅雨と紫陽花と漆と
6月に入って雨の日が多くなりました。梅雨(つゆ)には、いくつかの語源があり、その一つに中国の長江流域で梅の実が熟す頃に降る雨を「梅雨(ばいう)」と呼んでいたという説があります。中国から日本に渡ったとき、読み方が「ばいう」から「つゆ」になったのは、雨の「露(つゆ)」を連想したとか、梅の実が芽吹く「つはる」や潰れる「つひゆ」から変化したとか色々な説があります。
梅の雨と書いて、「つゆ」と読む。何の違和感もなく使っていましたが、なかなか奥深い話です。やさしい雨に降られて、会社にある梅の実も、だんだんと大きくなってきました。
梅の雨と書いて、「つゆ」と読む。何の違和感もなく使っていましたが、なかなか奥深い話です。やさしい雨に降られて、会社にある梅の実も、だんだんと大きくなってきました。
梅雨で憂鬱な季節を色鮮やかにしてくれるのは、紫陽花(あじさい)です。毎日の出勤コースに咲いている紫陽花が、だんだんと色変わりし始めて目を楽しませてくれます。最初は緑色だったのに薄い黄緑になり、今では華やかな赤や紫、青に彩られました。
よみもの
2015年6月10日
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