夏にぴったり!季節感のある「枯れない」お供え花を3つご紹介!

そもそもお供え花とは

仏壇やお墓の前で手を合わせるとき、そこにそっと添えられている花や線香の香りに、心がすっと落ち着く瞬間がありませんか?仏壇に供えられている花は「お供え花」と呼ばれ、清らかな香りや佇まいで心静かな空間を演出するとともに、故人の魂を慰め、感謝や祈りの気持ちを伝えるために捧げる大切な供物のひとつです。

仏壇に花を供えるようになった起源は、インドの仏教文化にその起源があります。仏教では、仏様(ほとけ)に対して香・灯明・花・食などを供える「供養(くよう)」が大切な修行のひとつとされてきました。特に花を供える行為は、仏の前に「美しさ」「はかなさ」「清らかさ」を捧げる意味があり、心の中の煩悩を取り除く「布施行(ふせぎょう)」の一環とされていました。このような供養の考え方が、仏教の伝来とともに中国・朝鮮を経て、6世紀頃に日本へと伝わってきたのです。

はじめは仏やご先祖に向けた「宗教的な供養」が中心でしたが、時代が進むにつれ、花を供える行為には故人を偲ぶ気持ちや日常の感謝を伝える心も込められるようになりました。現代では、仏壇に花を供えることが、形式的なもの以上に、「心を整える時間」や「亡き人とつながる行為」として受け止められています。


 

お供え花を選ぶポイント

仏壇に供える花は、故人への想いや感謝の心を飾れる、とても大切なものです。しかし、「どんな花を選べばいいの?」「色や大きさに決まりはあるの?」と迷う方も多いのではないでしょうか。ここでは、仏壇のお供え花を選ぶ際に気をつけたいポイントを、わかりやすくご紹介します。




■ 落ち着き感のある色合い


お供え花に選ばれる色合いは、白や紫、黄色などの落ち着いた色が基本です。華やかすぎる色は避けられる傾向にありますが、最近では優しいピンクや淡いブルーなども含め、やわらかい色調なら受け入れられることが増えてきました。仏壇の雰囲気に合わせて、派手すぎず清楚な印象のものを選ぶのがポイントです。また、季節感のある旬の花を選ぶことで、自然の美しさを感じさせることができます。





■ 仏壇に合わせたサイズを


お供え花は、仏壇のサイズに合わせて選ぶことが大切です。大きすぎると周囲が狭くなり、小さすぎると見た目に寂しく感じられます。小さめの仏壇には一輪挿しやミニ仏花もおすすめ。お花を飾れるスペースをしっかり確認しておくと、バランスよく整います。





■ 地域によって好まれる花も異なる


お供え花の習慣は、地域によっても違いがあります。例えば、関西では白中心の花が好まれる傾向が強く、関東では色のある花も受け入れられやすいなど、地域ごとの感覚に合わせて選ぶとよいでしょう。また、お彼岸やお盆などの行事に合わせて特定の花を用いる風習がある場合もあるので、地域の風習を一度調べてみるのもおすすめです。




■ 故人のイメージに合った花や、お供えしたいと思える花


いくつかのポイントを解説してきましたが、何より一番大切なのは「故人を思う気持ち」です。花屋さんで「いいな」と感じた花があれば、それが今一番、心を癒してくれます。一輪でも構いません。プレゼントのように気持ちを込めて選んだ花なら、心のこもったお供えになるでしょう。「この花はあの人っぽいなぁ」「とても素敵な花だからご先祖様にもおすそ分けしたい!」など、自身のお気持ちを大切にしてお選びいただくことをオススメします。

 

仏壇に供える花は生花じゃないとダメ?

お供え花の目的は、見た目を飾ることではなく、故人への感謝や祈りの気持ちを形にすることです。仏教における供養は、形式よりも「心を捧げること」が本質とされます。
つまり、「生花でなければならない」という決まりはなく、故人を想い、心を込めて供えるのであれば、造花でも何の問題もありません。

また、夏場や留守がちの家庭では、生花だとすぐに傷んでしまいご先祖様に対して心苦しく感じることもありますが、造花は枯れることがなく長く美しさを保つことができます。掃除や水替えの手間も少なく、忙しい現代人のライフスタイルに合った供え方とも言えますね。

夏にぴったり!季節感たっぷりのお供え花「メモリアルフラワー」のオススメ3選!

せっかくお供えするなら、季節の移ろいを一緒に感じられるようなお花がいいですよね!今この時期「夏」にぴったりなメモリアルフラワーを3つご紹介いたします。

 

①【メモリアルフラワー 華Ⅱ】



淡いくすみオレンジにシャーベットブルーとグリーンを差し色にした夏らしい配色のお供え花です。トロピカルな配色ですがメインの花がトレンドのくすみカラーのため派手過ぎず、落ち着いた印象を与えられます。台付き仏壇にぴったりなサイズのお供え花です。沖縄の海をイメージした五具足「水影 美ら波」に合わせれは、まさに今の季節にピッタリのコーディネートです。

 

【メモリアルフラワー 凛】


澄んだ印象を与えるオーガンジー素材の花や、鮮やかなモカラの花で上質感を演出。シルバーに着色された繊細なカスミソウはプリザーブドフラワーなので、生花のようなリアルな質感でありながらもお手入れが要らず、ずっとキレイなまま飾れます。涼し気な色味が夏らしいお供え花です。


【メモリアルフラワーmini トルマリン】



シャーベットカラーのアンスリウムや、明るいゴールドの花材が軽やかで明るい印象を与えます。「スノウ ローズ」のようにツヤ感のあるガラス素材の仏具と合わせていただくと、より季節にマッチしたコーディネートに仕上がります。


 

お供え花と一緒に贈りたくなるオススメ商品

先ほどご紹介したメモリアルフラワーは、ご自宅の仏壇へのお供えはもちろんですが、贈り物にもとってもオススメです。お盆の時期には帰省をされたり、親戚へのご挨拶へ伺う方も多いのではないでしょうか?「せっかくの贈り物なのにお花だけではちょっと…」「なにか他にも一緒に贈って喜んでもらえるものはあるかな…」とお悩みの方へ、きっと喜んでもらえるプラスワンにオススメな商品を3つご紹介いたします!

 

①【ベーカリーメモリアパティスリーメモリア】シリーズ





ちりめん素材のパンシリーズ「ベーカリーメモリア」は、こんがり香ばしい焼き目や食材の再現度にこだわって作られています。ちりめん素材の洋菓子シリーズ「パティスリーメモリア」は、フルーツやクリームがとってもリアルで、特別な記念日にぴったりなお供えです。どれも京都の職人さんが手づくりされており、手の平サイズでころんとまあるい見た目の可愛さに、コレクションされる方もいらっしゃいます。誰かに贈りたくなるアイテムNo.1です!

 

 

②ちりめん飾り 精霊馬



ご先祖様がお盆に「あの世」から「この世」へ帰るときに乗ってこられると言われている精霊馬を、ちりめん素材で表現しました。ちりめん素材なので夏の暑さで痛むこともなく、また毎年繰り返し使えて地球にもお財布にもやさしい商品です。精霊馬がお供えしてあるだけで、お盆の雰囲気が一気に高まりますね。自身では用意するのが億劫な精霊馬のお供え飾りも、気軽に飾れる「ちりめん飾り 精霊馬」なら気軽に供えることができるので、きっと喜んでいただけるはず!

 

 

③ちりめん飾り 果物盛り



こちらもお盆飾りには欠かせない果物盛りをちりめん素材で表現した商品です。なるべく旬の果物をたくさん用意したい!…とは言えど、これだけの果物を揃えるのは大変ですし、せっかくお供えしたのに少し家を空ければあっという間に痛んでしまいますよね。そんなときに助かるのが「ちりめん飾り 果物盛り」です。鮮やかなちりめん素材の果物が、仏壇まわりを華やかにしてくれます。ふっくらもちもちとした触り心地にもこだわって作られているので、準備するときに是非体感してみてくださいね!

大切なのは「花」より「心」

日本には古くからのしきたりや決まりごとがたくさんありますが、何より大切なのは、あなたの想いと、故人様への思いやりです。
形式にとらわれすぎず、心に寄り添うかたちで、仏壇へのお供え花を選んでみてくださいね。

 

▼メモリアルフラワーの特集ページはこちら!

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八木研の広報企画室勤務。働くママ目線で、お客様の役立つ情報を発信していきたいです。