モダンな現代仏壇ができるまで①

モダンな現代仏壇は、どのように作られているのか?

「アルデバラン」をはじめ、数々の現代仏壇を制作している工房を訪ねました。最初の工程は「木取り」といって、木材を指定の寸法に切る作業です。ただ切っているだけではありません。木材の性質を知り尽くした職人が、適材適所を見極めて、各部位に合った木材を切り出します。「木取りが出来れば一人前」と言われるほど、技術が要求される重要な工程です。

その次に、板を刃物に押し付けながらスライドさせて、表面を平らに磨きます。一枚ずつ光にかざして仕上り具合をチェックしていました。
部材によって、穴あけや溝加工、面取りなどが施されます。現代仏壇に使われるパーツは、家具のおよそ10倍。内部のライトボックスや須弥壇など、複雑なパーツもあります。加工する形に合わせて刃物を作ることもあるそうです。様々な形を生み出してきた歴代の刃物が、まるでオブジェのように壁にかかっていました。
加工を終えた部材は、サンドペーパーにかけて研磨します。小さな傷でも残っていると、塗装した時に目立ってしまうため、最終的な仕上げは手磨きできれいにします。
傍らの作業台に、手磨きで使うサンドペーパーが置かれていました。「へぇ~、たくさん使うのですね」と言うと、職人さんは恥ずかしそうな笑顔を浮かべながら「まぁ、こんなには要らないのですが・・・クセなんです」。きれいに並べられたサンドペーパーから実直な人柄が伝わってくるようで、温かな気持ちになりました。

すべすべで滑らかで手触りを、ぜひ本物をお近くのギャラリーメモリアでご覧ください。

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八木研の広報企画室勤務。働くママ目線で、お客様の役立つ情報を発信していきたいです。