くるくる渦巻模様が愛らしいモダン仏具
収穫の秋ということで、芋ほりをしました。芋のツルを辿って畑の土を掘り起こすたびに、「うわぁ、大きい!」「ちっちゃい~」と大人も子供も大騒ぎです。
庭の一角で作った小さなサツマイモ畑なのですが、小指ほどの小さなものから、ずっしりと重くて立派なものまで80個ほど収穫できました。小さなサツマイモは甘く煮たり大学イモにしたり、大きなものは焼き芋にします。
上手な焼き芋のコツは、まずサツマイモを濡れた新聞紙で包んでから、アルミホイルでくるむことです。焦げずに芯まで火が通り、手で二つに割ると、ほくほくと白い湯気が立って最高に美味しく出来上がりました。
上手な焼き芋のコツは、まずサツマイモを濡れた新聞紙で包んでから、アルミホイルでくるむことです。焦げずに芯まで火が通り、手で二つに割ると、ほくほくと白い湯気が立って最高に美味しく出来上がりました。
のん気に焼き芋を食べていて思い出したのが、陶器製仏具の高千穂と由布院です。サツマイモのように赤くて、白い渦巻模様が愛らしいモダンな仏具です。
この仏具は、白い釉薬(白泥釉)を塗って素焼きした後に、透明釉を塗って本焼きして、さらに赤い釉薬を上から刷毛塗りして、乾いてから渦巻模様を引っ掻いて描き、最後に焼き付けをしています。赤い釉薬を掻き落とすと下から白い釉薬が現れるので、細くて自由なラインを描くことができのです。
例えると、赤いサツマイモの皮をむいたところだけ、白い中身が見えるような感じです。一つひとつ丁寧に描かれていて、くるくると舞う渦巻模様と赤い刷毛目に、陶工たちの息づかいが聞こえてきそうです。
この仏具は、白い釉薬(白泥釉)を塗って素焼きした後に、透明釉を塗って本焼きして、さらに赤い釉薬を上から刷毛塗りして、乾いてから渦巻模様を引っ掻いて描き、最後に焼き付けをしています。赤い釉薬を掻き落とすと下から白い釉薬が現れるので、細くて自由なラインを描くことができのです。
例えると、赤いサツマイモの皮をむいたところだけ、白い中身が見えるような感じです。一つひとつ丁寧に描かれていて、くるくると舞う渦巻模様と赤い刷毛目に、陶工たちの息づかいが聞こえてきそうです。
よみもの
2015年11月16日
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八木研の広報企画室勤務。働くママ目線で、お客様の役立つ情報を発信していきたいです。