モダンなお盆の飾り方

お盆はご先祖さまの霊が家に帰ってくるので、仏壇とは別に盆棚(精霊棚)を設けます。そのやり方は地域によって様々ですが、棚に真菰のゴザを敷いて、四隅に葉のついた青竹を立てて、その上部にしめ縄を張って清めます。お位牌を盆棚(精霊棚)に移して、その前にお供え膳(霊供膳)や精霊馬、水の子など並べて飾ります。

住宅事情などの理由で、盆棚(精霊棚)をつくるのは難しいこともあると思います。小さな机に白い布やすだれを掛けてお供えをするだけでも、気持ちのこもったお迎えができます。

お供え膳 ローズ

精霊馬は、ご先祖さまの霊があの世とこの世の往来に使う乗りものです。キュウリは足の速い馬で、一刻も早く家に帰って来られるように、ナスは歩みの遅い牛で、ゆっくり戻るようにと祈りが込められています。作り方は簡単。少し曲がった形のキュウリとナスと割りばしを用意します。足になる割りばしの長さを決めて、カッターで切ります。キュウリの馬のほうを高く、ナスの牛を低くするとバランスが良いです。あとは、挿すだけで出来上がり。
ちょっと味気なかったので、紙に目を描いて貼ってみました。キュウリの馬はやる気モード、ナスの牛はにっこり笑顔。少し表情を付けるだけで、ずいぶんと愛嬌が出ました。
いつもローソクをオシャレに変身させます。使わなかった誕生日用のローソクから青色を出して、ハサミで細かく刻みます。芯まで切り落さずに、切り目を入れる感覚でハサミを使うと、ポロポロ崩れて小さくなりました。カップローソクは芯の周りを削って窪みをつくり、その中に青色のロウを入れます。芯の糸がロウで埋まらないよう、注意してください。芯が埋まると火が消えてしまいます。
火を点けて、青色のロウが溶けたら静かに揺すって、ロウを全体に回します。南の島のきれいな海を思わせるマリンブルーになりました。見た目に涼しげなおもてなしです。

お盆はご先祖さまをお祀りして、日頃の感謝の気持ちを伝える行事です。どんな形であっても、思う気持ちが何よりも大切だと思います。「お盆はどうすればいい?」など質問や疑問は、お近くのギャラリーメモリアにお気軽にお問い合わせください。



お盆について、もっと詳しく知りたい方は特集ページをご覧ください。

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仏壇・仏具の飾り方

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八木研の広報企画室勤務。働くママ目線で、お客様の役立つ情報を発信していきたいです。