浄土真宗はお盆をしなくていいの?

「家は浄土真宗なんだけど、お盆はしなくていいよね?」とお客様から質問をいただきました。浄土真宗は阿弥陀さまの本願を信じて、「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えて救いを求めれば、往生するという教えです。つまり、阿弥陀さまによってすでに救われているので、お盆は必要ないだろうと思われたようです。
「善人なをもて往生をとぐ、いはんや悪人をや」

という有名な言葉を、お聞きになったことがあるでしょうか。阿弥陀さまの本願は、老少善悪によって救いを区別することがなく、みんなに救済の手が差し伸べられています。だから「仏教」という側面からみれば、浄土真宗はお盆に「こうしなさい」という決まりがなく、先祖供養もありません。でも、日本には古来から「先祖崇拝」という慣習があり、この側面からお盆をみれば、ご先祖さまの霊が家に戻ってくるとされています。
祖霊崇拝では、亡くなったご先祖さまの霊が子孫を見守る存在になります。折角ですから、命を繋いでくれたご先祖さまに感謝して、心を込めて手を合わせてはいかがでしょうか。ご家族が集まるのなら、お墓参りをして命の大切さを小さなお子さまに伝える機会にされても良いと思います。

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