注目の石川県、輪島塗を使った仏具

NHKの連続テレビ小説「まれ」をご覧になっていらっしゃいますか?

このドラマの舞台にもなっている石川県輪島市のシーンには、何度も塗師が漆を塗っているシーンが登場し、主人公まれの友人である若い青年が塗師の夢を追いかけて修行をしています。

 

 
輪島塗は、世界でも「JAPAN」と呼ばれるほど評価されており、日常使いのお箸やお椀から、美術作品まで作られています。

当社の仏壇・仏具にもその高度な技術をモダンなデザインで取り入れており、その品質のすばらしさは誰もが良い物だと見て分かる仕上がりです。

 

シンプルに削ぎ落とした形状と、作家ならではの蒔絵や沈金を取り入れているので、他では見たことがない!と一目惚れでお選びになる方、大切な故人の象徴となる位牌は立派な物にしたいと故人のイメージでお選びになる方など様々です。良いものだけに価格も高価、お客様の中には、どうしてもお値段の都合で選べなかった…という場合もある上質なものです。

 

今回は、綺麗に仕上がった姿を見るだけではお伝えしきれない、輪島塗の制作工程と伝統の職人技について少しお話しします。
輪島塗は120以上の工程を経てつくられます。3~5年以上乾燥させた天然木を木地に使い、半年から1年間かけて手作業でつくられていきます。

その工程は、木地を作る職人、塗師、蒔絵師など10の分野ごとに専門の職人がおり、分業で行われています。工程ごとに代々受け継がれてきた専門的な技術があるからこそ、1つ1つの工程の技術力が高められ、輪島塗全体の技術も高度なものとして守られてきました。

 

現在では各地で漆以外にも様々な塗装の技術が発達し、ものづくりの中で様々な技法が取り入れられ適材適所の良さとして活かされていますが、輪島塗には、伝統を守り続けているからこそ艶の深みから時を感じる美しさがあります。

輪島塗位牌 櫻 さくら

北陸新幹線が開通したことで、大勢の人が生活をしている東京との距離が縮まりました。

TV番組で取り上げられることも多くなりましたね。これから北陸が思い出の場所となる人も多くなるかもしれません。

 

当社の位牌には、石川県の輪島塗の技術を使った商品がいくつもあります。今、注目の地域の伝統技術を用いた商品を、是非一度、お店でご覧になって頂けると嬉しいです。

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このコラムについては
八木研の商品企画室に勤務し、商品の企画・デザイン・開発に関わっています。商品にまつわるこだわりや、開発の裏話など、カタログに収まりきらない情報を公開し、現代仏壇の魅力を伝えていけたら良いと思います。