仏壇のあるリビング

6月に入り梅雨らしい日も増えてきました。そんなこれからの季節にピッタリな涼やかでモダンな仏具のご案内です。ギャラリーメモリアで取扱っている現代仏具にイタリア・ムラーノ島で制作されたヴェネチアンガラスの骨壺があります。

ムラーノ島で作られるヴェネチアンガラスはそのあまりの美しさに、かつての政府が技術の漏えいを恐れ、一つの島に職人を囲って保護してきました。1000年以上の歴史のなかで、伝統的な製法を守り今に伝えているのがマエストロ（職人）の存在です。

著名なマエストロであるマリオ・ガンバロが設立した工房で作り始めたのが、こちらの遺骨を納めるモダン骨壺「ズッカ」。

 

マリオ・ガンバロはムラーノ島出身で、10代の頃から伝統的なガラスの製法を学んできました。ガラスなのに温かみのある彼の作風は広く知られており、「ズッカ」にもその特長を見ることができます。現在は彼の技術を引き継ぐマエストロ、マテオ・タリアピエトラが熱い想いを込めて制作しています。

ガラスをたっぷり使い力強く、それでいて繊細なデザイン。ガラスに「気泡」を含ませていることも特徴のひとつです。整然とならんだ気泡はマエストロの技そのもの。気泡一つ一つに大切な思いが込められています。仏様や故人様をお祀りする仏壇にそっと寄り添い、品格と穏やかさを演出してくれる骨壺です。

他にも、ムラーノ島で作られたフォトフレームがあります。ムラーノ島の製品だということを保証する「ヴェトロ・アルティスティコ・ムラーノ」の商標付きで、確かな品質をお約束します。是非全国のギャラリーメモリアでご覧ください。