仏壇のあるリビング

お盆の時期には、ご先祖様が家に戻ってくると考えられています。盆提灯はご先祖様が迷わずに帰って来られるように灯す明かりと言われており道しるべの役割を果たします。また盆提灯を飾ることで、「帰ってきてくれてありがとう」「いつも見守ってくれてありがとう」という感謝や敬意の気持ちを表す意味もあります。

 

お盆には欠かせない盆提灯の栄えある人気１位に輝いたのは…

手のひらサイズで置き場所に困らない、盆提灯「フルール」です！



鮮やかな色の水引で組まれた花の形が軽やかで、仏壇の中に置いても圧迫感がありません。電池式でコードレスのため、仏壇まわりの見え方もすっきりとさせることができます。ちなみにホワイト、グリーン、ピンクの３色で１番人気なのはホワイトとなっており、手に取りやすい価格なので贈り物にもおすすめです。

 

続いて盆提灯人気ランキング２位は…

味わい深い手描きの提灯絵と、北欧風の持ち手がおしゃれな盆提灯「tocco-トッコ-」です！



伝統工芸「八女提灯」の技法で作られたtoccoは、火袋作りから絵付けまで全て人の手で作られます。提灯のやさしい灯りを通して伝わる手づくりならではのあたたかみが、見る人の心を解きほぐします。ブナ材の持ち手が北欧インテリアを思わせ、お盆時期だけでなくインテリアランプとしておしゃれに飾っていただけます。またUSB充電式で持ち運びもできるため、生活に心地よくフィットし、時期を問わず１年通してお使いいただける優れものです。提灯の絵柄は精霊馬、桜、ハスと３種類あり、中でも桜が１番人気となっています。手描きだからこそどの柄も全く同じものは１つとしてないため、オンリーワンを楽しめる盆提灯です。

 

続いて盆提灯人気ランキング3位は…

開きかけた花のつぼみをイメージした可憐な盆提灯「はなあかり」です！



ふんわりとした花びらのような形から溢れる、優しい光が印象的な盆提灯。花びらを形作るフレームは1本1本はんだ付けされ、その上から丁寧に和紙が貼り付けられます。あかりを灯すと和紙の繊維が美しい陰影をつくり、やさしい風合いに癒されます。お色はピンク、グリーン、ホワイトの３色あり、中でも１番人気はピンクとなっています。ホワイトは初盆を迎えられる方にもオススメで、故人様を華やかな明かりでお迎えいただけます。

 

盆提灯の他にもお盆には様々な飾りやお供えをします。それぞれにちゃんと意味があり、出来る限りしっかりと準備して大切な人を迎えたいですよね。しかしお供え物などはどうしても夏の暑さで痛みやすく、バタバタしているお盆時期直前に準備をしないと最終日まで持つのかも心配なところ。そんな悩みを解決してくれるのが和服にも使われる「ちりめん素材」のお供え飾りです。京都の職人が１つずつ手作りしているちりめん飾りは、色鮮やかで仏壇まわりを華やかにしてくれます。また、夏の暑さで痛む心配もなく、来年も繰り返しお使いいただけます。

 

そんなちりめんお盆飾りの人気ランキングをご紹介するとともに、お供えの意味もご紹介いたします。

お盆飾りの１位に輝いたのは、ちりめん飾り「精霊馬」です！



精霊馬（しょうりょううま）とは、ご先祖様の魂があの世とこの世を行き来するための乗り物とされており、きゅうりで馬、なすで牛を作るのが一般的とされています。割り箸や爪楊枝を足にして、仏壇や迎え火のそばに飾ります。馬と牛には意味があり、馬はご先祖様に早く帰ってきてほしいという思いから、牛はゆっくり帰ってほしいという思いを表しています。ご先祖様が返ってこられる仏壇側に向けてきゅうりを置き、その反対側に向けなすを置きます。お盆時期によく見る精霊馬も、ちりめん素材なら作る手間もなく置くだけで手軽に取り入れることが出来ます。

 

続いて２位は、ちりめん飾り「果物盛り」です！



ふっくらとした見た目がなんともかわいいフルーツアソート。果物は季節の恵みであり、自然の豊かさや感謝の象徴として供えられます。今は季節を問わず年中様々な果物が手に入るので、故人様が好きだった果物をお供えするのもいいですね。

 

続いて３位はこちら！ちりめんかざり「精進料理Ⅱ」です。



お盆に帰ってこられるご先祖様に召し上がっていただく食事として用意するのが精進料理。精進料理は仏教の戒律（かいりつ）に基づいた料理の事で、お肉や魚、卵など動物性食品と、ニラやニンニク、ネギなど匂いの強い野菜は使いません。主な食材は植物性たんぱく質の豊富な大豆などの豆類、野菜、穀類、海藻類などになります。動物性食品を使わない理由は、仏教の戒律の中に「不殺生戒」があり、命を奪う殺生が禁止されているからです。また、ニラやニンニクなどのネギ属を使った場合、食べると口の中に匂いが残り、煩悩を刺激して、修行の妨げになると考えられています。このちりめん飾り「精進料理Ⅱ」にはちりめん素材で作られた「蓮根としいたけの煮物」「インゲンの胡麻和え」「たくあん」「豆腐のお吸い物」「ご飯」が入っており、これらを実際に準備するとなるとなかなかの手間がかかります。ですが、この「精進料理Ⅱ」があれば毎年無理なくご先祖様におもてなしをしていただけます。ご先祖様があの世に変えられるお盆最終日まで、ゆっくりと味わっていただけますね。

 

お盆には精霊馬や精進料理はもちろんですが、故人様の好きだったものをお供えするのもすばらしいおもてなしです。故人様が好きだったケーキやパンをお供えすれば、故人様もきっと喜んでくれること間違いなしです！現代仏壇のお供え飾りの中でも特にファンの多い、手のひらサイズのちりめん洋菓子シリーズ「パティスリーメモリア」と、ちりめんパンシリーズ「ベーカリーメモリア」の中から人気アイテムTOP3をご紹介します。

 

数あるアイテムの中で１位に輝いたのは…

ちりめん飾り「いちごショート」です！



嬉しい日に定番のいちごショートは、故人様と過ごす様々なイベントにはかかせないお供えですよね。ちりめんでふんわりと表現された生クリームや、真っ赤ないちごは見た目にも可愛く、思わず誰かに贈りたくなるアイテムです。とっておきの豆皿や、高坏などに置いてお供えしていいただけます。

 

 

続いて2位は…

ちりめん飾り「ハンバーガー」です！



ふんわり敷かれたレタスに新鮮なトマト、とろ～りとろけるチーズにジューシーなパティが挟まれたハンバーガーはミニチュアサイズとは思えないほどの再現度。見てると思わずお腹が空いてしまいそうなリアルな可愛さが大変人気で、堂々の第２位となりました！

 

最後に第３位の発表です。第３位は…

ちりめん飾り「モンブラン」です！



タルト生地に絞ったマロンクリームは紐を使って表現しており、てっぺんにちょこんと乗ったマロングラッセがアクセントです。故人様へ季節を伝えるお供えとして、秋にもぴったりのケーキです。落ち着いた色味で、上品に仏壇をコーディネートしたい方にもオススメです。

 

いかがでしたでしょうか。「なんだか大変そう…」と思われがちなお盆準備ですが、コンパクトなコードレス盆提灯や、ちりめん素材のお供えを使えば、お盆準備をもっと手軽に取り入れることが出来ます。時代とともに変わるライフスタイルに沿った伝統行事の取り入れ方をこれからもご提案してまいります。また今回ご紹介した商品は実際にお店でごらんいただけます。ぜひお近くのギャラリーメモリアへお気軽にお越しくださいませ。